まこネット Maconettes

本堂誠の生活を綴るブログ。

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日本帰国前コンサートと完全帰国

すっかり日本の生活が馴染んでまいりました。
そして毎週のようにやってくる台風にも困ったものですが、それにさえ日本らしさを感じてしまいます。

久々の投稿ですが、まずはフランスでの完全帰国前最後のコンサートを振り返りたいと思います。
festival mines 0

パリ国際大学都市(Cité Internationale Universitaire de Paris)の敷地内にある日本館に、コンサートというよりは講演会をするようなホールが付設されています。
日本館での演奏会の企画者であり今回の共演者でもある榎政則くんのおかげで、今ではパリ音楽院に在籍する日本人や、その日本人から広がるコミュニティによって様々な国籍の演奏家が出演するようになり、学外での貴重な演奏会の場となりました。

(写真は日本館ホールのステージ奥に飾られている藤田嗣治の絵)
festival mines 3

ありがたいことに私も4度演奏させていただいており、初めはヴァイオリン、ピアノ、サックスでのトリオ、2回目はピアノ、サックスの即興演奏付き演劇、3回目はニオベサクソフォンカルテットと、色んな形態での演奏を経験させてもらいました。
そして今回は奇をてらうことなくピアノとサックスのデュオでしたが、パリ音楽院のサックスクラスの友人たちもたくさん駆けつけてくれて、とても充実したコンサートとなりました。


以下の写真は短い滞在中に精一杯フランスを味わおうと頑張った結果。
festival mines 1

festival mines 2

festival mines 4

パリ滞在中は困る度に頼らせてもらっているマチューのお家に泊めさせていただきました。
日本からのお土産ということで、ウイスキー飲み比べセットを買って行ったら、なぜかタイミング良く用意されていたフランスのウイスキーで逆にもてなされてしまいました(笑)
whisky 1 whisky 2

日本では観光地としてあまり話題に挙がらない"ベル=イル=アン=メール(Belle-île-en-mer)"という、フランス人が良くバカンスを過ごしているとても素敵な島で作られているウイスキーだそうです。
チビチビ舐めていましたが、日本のウイスキーのようなバランスの取れた味わいとは全く違い、ものすごく濃厚でとろけるような、しかし上品で極上な味わいがしました。2本目なんて、これはもはやウィスキーではないのでは?と思ってしまった程です。
…いや、ウイスキーです(笑)
表現力が乏しいのとウイスキー初心者なのでこれぐらいで勘弁してください

完全帰国してからすでに1ヶ月以上が経過していますが、不思議と寂しさは感じません。あっさりとしすぎでしょうか(笑)
むしろ離れた友人たちが、これからさらにどれだけ成長していくのかが楽しみでしょうがない、そんな素晴らしい人たちばかりなので、私もそれに負けないよう成長しつつ、そして次に会う時を楽しみに待ちたいと思います。
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特別大賞演奏会と表彰式

9月1日に行われた特別大賞演奏会、表彰式で、山下一史さんの指揮と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の方々との共演でフランク・マルタンのバラードを演奏させていただき、内閣総理大臣賞、特別大賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞、聴衆賞を受賞いたしました。
これを受けて益々身が引き締まる思いです。今後も自身の音楽活動に精一杯力を注ぎ込んで行きたいと思います。

本堂 誠

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第34回日本管打楽器コンクール

もうひと月も前になりますが、とても長い一時帰国をしています。
準備に十分な時間をかけて、色んな方からの助言を受けて臨んだこのコンクール、結果として第1位を頂きました。
今回は今まで以上にたくさんの方から応援のお言葉を頂いて、その支えがあったからこそ実現できたことだと感じています。本当にありがとうございました。

日本へは来月完全帰国する予定です。今後は日本で活動する機会が増えて行くと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。


本堂誠

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ニオベ・サクソフォン・カルテット Niobé saxophone quartet

おお、なんということでしょう!

前回の更新から半年が経とうとしています。ブログ開設以来最長放置という喜ばしくない自己新記録を更新してしまいました。



しかしながら今の私は開放感に包まれているのです!

というのもこの6ヶ月間はなかなかの疾走ぶりで、修士論文、大阪国際室内楽コンクール、そしてパリ音楽院修士演奏会という三段坂を駆け抜けてきました。


そして今、5年のパリ滞在を終えようとしています。
迫る帰国日まで、この6ヶ月間のことを振り返っていきます。


まずは大阪国際室内楽コンクールのこと。


アイスランド一人旅中、ホテルでのんびり過ごしていた時でしたが、カルテットメンバーの1人から”録音の審査が通った!”というメッセージが届いたことが始まりでした。
それ以来毎日が練習の日々。(文章にすると短いですが、ここが何よりも時間を占めています)
週に1、2回は必ずどこかでコンサートまたはおさらい会。

喧嘩をすることはありませんでしたが、お互いに言いたいことを言い合って、妥協し合って、色々実験をしてダメ出しをし合って、様々な団体の解釈の違う演奏をたくさん聴いて、をたくさん繰り返しました。
飽きる程練習をして、もはや練習をしないほうが上手くいくという境地まで来て、最後の方は練習しないことをむしろ頑張るぐらいでしたが(笑)、こうして迎えたコンクールで第2位という結果を頂くことができました。


このカルテットのスタートは2016年2月、私がアムステルダム交換留学から帰って来た後からです。そこからまだ1年と半年もしないような未熟な室内楽グループということは重々分かっていたので、この結果に誰よりも驚いてるのは私自身だと思います。


しかしそれ以上に嬉しかったのはこのコンクール参加者が私達の友人ばかりだったということでした。
私が学んでいる場所には本当に素晴らしい演奏家がたくさんいて、恵まれた環境で勉強できることが幸せで、そうした人たちと競えることを誇りに感じたコンクールでした。




そして私はフランスから離れることを決めていたため、このメンバーでの”ニオベ”としての活動が終わってしまうことも以前から決まっていたことでした。今後は新たなバリトニストを加えて新生ニオベとして活動して行くはずです。
メンバーのみんなには心から感謝しています。本当にありがとう!

niobe osaka


…と言いながら、実はまだ7月にコンサートがあります(笑)
最後のコンサートまで楽しみたいと思います!!

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ビョークとデジタル Voyage en Islande 2

怒濤の更新ラッシュで今年を締めくくります(笑)


アイスランドの総人口は約33万人、その内の約6割の人が首都レイキャビクとその近郊に住んでいます。

そのレイキャビクにある現代的なコンサートホール、”HARPA(ハルパ)”。
bjork 1

そこの特別展、”Björk Digital”を見て(聴いて)きました。
bjork 2



ビョーク(Björk)という人、私には全く縁のなかったアーティストでしたが、彼女を知ったのは、パリ音楽院の友人でポップスが好きな人に勧められてCDを借りたのがきっかけです。

ちょうど1年前頃になりますが、アムステルダムでの交換留学中は自転車で通っていて、彼女の”Biophilia LIVE”というアルバムが50分の通学のお供でした。
世界中に熱狂的なファンのいる彼女ですが、ものすごいエネルギーのある電子音楽的な曲と癖のある歌い方で、つられてペダルを漕ぐ足に力が入ったり、注意して聴く部分を意識して変えてみる度に新たなことが発見できたり、ずっと飽きずに聴いていた、いわゆる噛めば噛む程味の出るスルメ系音楽のアーティストです。


”Björk Digital (ビョーク・デジタル)”を発見したのはたまたまで、ハルパの施設がどんなものか見られれば良いぐらいの気持ちでいたので本当に幸運でした。(人が全くと言って良い程いなかったため、待つこともなくスムーズに行けました)

"ビョーク・デジタル”で調べれば大量にそれに関連した記事が出てきますが、世界中を巡っているこの特別展、なんと2番目に日本にも行っていたんですね!(1番目はオーストラリアだったようです)
面白い展示が多くて有名な日本未来科学館で、2016年6月29日から7月18日まで開催されていました。


最近巷で話題になっているVR(=仮想現実)をまさかこんなところで体験できるとは思ってもおらず、これまた貴重な体験をしました。
メガネをかけていてもその上からで大丈夫(笑)、VRゴーグルをかけて視界をジャックして広がる360°別の世界!
4人に分身したビョークに囲まれたり(笑)、口の中に入ったり(ちょっとグロテスクです)。
ちなみにヘッドフォンも向く方向を認識して音量が変わって聞こえていましたが、少し不自然な感じもしました…

VR元年と呼ばれた2016年、ギリギリ最後に駆け込みで波に乗った感があります(笑)

音にエフェクトをかけることで角度を付けたり、距離感を出すことは可能らしいです。でも音楽はこの先どう進化していくのでしょう。


VR技術は目からのなので音楽とは少し離れていますが、アートとしてもすごい可能性があるものだと感じました。
ビョークのような活動をしている人のチャレンジ精神をすごいと思うし、そのフットワークの軽さを羨ましいと思います。

いつかクラシックにもこの波はやってくるのでしょうか…

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