まこネット Maconettes

本堂誠の生活を綴るブログ。

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初演から100年-春の祭典- Le Sacre du Printemps a 100 ans

ちょうど100年前の5月29日、当時の音楽界、そしてバレエの世界に大きな衝撃が走りました。
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イゴール・ストラヴィンスキーが作曲した3大バレエの最後の作品、"春の祭典(Le Sacre du Printemps)"が初演されたパリのシャンゼリゼ劇場(Théâtre des Champs-Elysées)は、もはやまともに鑑賞できるような状況ではなかったといいます。
画家のヴァレンティヌ・ユーゴはその時の様子をこのように描写しています。

(前略)…まるで会場が地震によって持ち上げられたかのようだった。
    喧騒の中で揺らめいているようだった。
    叫び声、罵詈雑言、うなり声、強烈な警笛の音が音楽を支配していた。
    そして平手打ちさらには殴り合い…(後略)
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           (プログラムより)

この曲が20世紀の近代性を示す1曲であることは間違いなく、その後の作曲家たちに大きな影響を与えています。
しかし初演での騒動の原因は音楽ではなく、ダンスの振り付けの方にあったと言われており、そしてその振り付けを担当したのがヴァーツラフ・ニジンスキーでした。詳しい内容はWikipediaからどうぞ。

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(当時の衣装、印象的な動作)

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(衣装の再現)


今回の公演は初演から100年を記念して、まず失われた"ニジンスキーの振り付け"を再現したもの、そして新たに今回のために考えられた"サシャ・ヴァルツ(サッシャ・ワルツ Sasha Waltz)による振り付け"の2本立て。

バレエ自体見るのが自分にとっては今回が初めてでしたが、本当に素晴らしいものでした!
歴史の追体験をしているような気分で、大きな価値のある経験となりました。

なんとこちらのサイト(ARTE)でまるまるバレエを見ることができます。
こちらは初演の様子を描いたドキュメンタリーです。
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セルマー工場 l'Usine de Selmer

朝7時前に家を出発。
パリのサン・ラザール駅から電車に揺られること約1時間。

マント=ラ=ヴィル(Mantes-la-Ville)という静かで穏やかな町にセルマーの工場はあります。

ドゥラングル先生はテスターとして毎週ここに通っているらしく、楽器自体の進化がここで起こっているという実感をしました。

この写真はマウスピースの削る前段階のもの。プレゼントとしていただいてしまったのですが、自分で削ったら使えるように果たしてなるのかどうか…
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楽器がジュビリーに変わってから彫刻がレーザー加工という話を聞きましたが、レーザーではなく手作業で行われている部分もあるようです。
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工場全体を回って感じたのは、大部分が職人による手作業なんだということ、そして想像以上の工程があること、それと同数の職人さんたち(思った以上に多い!)がいることなどでしょうか。
溢れるほどに楽器があるので、一本への愛情が薄らいでしまいそうで怖いです(笑)

工場を回った後は先生と一緒に普段どのようなテストをしているかを体験しました。
用意された楽器は5本、それぞれを吹いて8項目を6段階で評価。

-Note Globale
-Homogénéité
-Emission grave
-Emission médium
-Emission aigue
-Flexibilité,capacité de développement
-Justesse
-Son

正確には訳せていないかもしれませんが、"全体的な音"、"均一さ"、"低音域"、"中音域"、"高音域"、"柔軟性や音の伸び"、"音程"、"音質"と言ったところでしょうか。
それぞれが評価をしてみて面白かったのは、トータルの点数で5つの楽器に順位をつけると、その順番がみんな似通っていたことです。これはつまり、というかやはり良い楽器、悪い楽器というものがあるということですね。

載せてよいものか解かりませんが、今回一番高評価を得たのはシリアルナンバー760468です。
いつか誰かが手にする日が来るんでしょうね!もし手にされた方がいらっしゃったらご一報ください(笑)
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3人の偉大な音楽家の死

4月21日、ジャン=ミシェル・ダマーズ。
サックスのアンコールピースとして演奏される"ヴァカンス"はあまりにも有名ですが、数多くあるフルートのための作品も美しいものばかりです。満85歳。

5月15日、ギィ・ラクール。
12月にお会いできたというのは本当に幸運でした。
マルセル・ミュールの四重奏団の一員、サックス発展への貢献、新しい音楽への理解、心から尊敬するサクソフォニストの一人です。満80歳。

5月22日、アンリ・デュティユー。
メシアンと並ぶフランスの偉大な作曲家。
サックスとの関わりはほとんどありませんが、先日ドゥラングル先生が"曲をお願いしたことがある"というお話をされていました。それが実現していたらサックスにとって貴重なレパートリーとなっていたでしょう。満97歳。


衝撃的なニュースを立て続けに聞いて、心にぽっかりと穴が開いた気分です。

3人の偉大な音楽家に哀悼の意を表します。

| 未分類 | 23:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ヴァンヌ巡り-2日目- une petite voyage à Vannes 2

2日目のイベントは夕方のコンサートのみ、それまでは自由行動だったためヴァンヌ観光をたっぷりとしてきました!
まずは学校からスタート!
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移動は基本的に自転車でした。日曜日なのでジョギングや散歩をしている人も多く見かけましたが、それにしても本当に爽快な天気で良かったです!今見ても空の青がキレイですね!!
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海が見えてきました。この辺りの建物はいかにもバカンスのためにあると呼ぶに相応しい雰囲気。カフェで一休みしました。
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お昼を過ぎたあたりで今度は町へ逆戻り。
学校から少し行ったところに城壁で囲まれた市街地があるのですが、その周りの堀部分は丁寧に手入れされた庭が広がり、とても綺麗でした。
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城壁内部にある一際大きな教会と、それからヴァンヌの町に良く見かけられるカラフルな柱を持った建物たち。
これは15世紀ぐらいの建造物だそうで、当時は地面に付いている面積で土地税を支払ったため階層が上がるにつれてだんだん大きくなっていくという一風変わった造りになっています。(クレモン・アンベール氏が話していた、という寛絵さんのお話より)
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最後の写真はやっぱり食べ物
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クイニーアマンというこれまたブルターニュ名物で、キャラメルで固められたようなパンの焼き菓子。歯の詰め物が抜けそうになりつつもおいしくいただきました


こうして観光を終え、もう一度学校へ…


コンサートはヴァンヌの吹奏楽による演奏、そしてそれをバックとしたサックスコンチェルトです。
本来は乗る予定ではなかったのですが、寛絵さんの依頼で急遽サックスのヘルプに入ることとなりました。
楽しい曲が目白押しで、お客さんも小さい子からおじいさんまでいたので、ファミリーコンサートのような雰囲気でした。


演奏を終えて、パリへ…。




このような経験をさせていただけたのはスーヤ夫妻のおかげです。
この企画力を本当に凄いと思いますし、側で見たり協力したりすることでとても勉強になりました。
心から感謝しています!ありがとうございました!!!

…そういえばサックスフェスティバルなのにサックスの写真が一枚もありませんね!!!(笑)

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ヴァンヌ巡り-1日目- une petite vacance à Vannes

パリのモンパルナス駅からTGVに乗ること約3時間、フランスの西海岸沿いのブルターニュ地方にヴァンヌという町があります。

今回この町を訪れたのはCNSMのサックスクラスの学生でコンサートをするため。
そしてこのようなイベントに参加することができたのは全てスーヤ夫妻による企画のおかげです。

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スーヤ夫妻が先生をしているひとつの学校がこのヴァンヌの音楽学校で、この"Journées du Saxophone"(サクソフォンの日)と名付けられたイベントは、いわゆるブルターニュのサクソフォンフェスティバルのようなものです。

コンサート会場となるホールの入口では楽器店の協力でいくつかのサクソフォンが並べられており、試奏することができるようになっていました。
イベントもセルマー社による楽器製造についての紹介や、ドゥラングル先生のリサイタル、マスタークラスなど数多くあり、その内のひとつとしてCNSMによるドゥラングル先生を含めたサクソフォンアンサンブルによる演奏が行われました。

演奏プログラムは、

Marche écossaise(スコットランド風行進曲)/ドビュッシー(C.ボワ編曲)
Sérénade/ドヴォルザーク(D.オコナー編曲)
Suite de Pulcinella(プルチネラ組曲)/ストラヴィンスキー(井上ハルカさん編曲!!)

の3曲、それから間にソロ、デュオ、カルテットの小品を挟むという構成となりました。

アンコールの後は客席のサクソフォニストたちもステージに上がり、アレクサンドル・スーヤ氏編曲、指揮によるリベルタンゴを大合奏
盛況の内に1日目の幕が閉じました。


演奏の後はすぐ近くのクレープ屋へ
ブルターニュ名物をいただきました!!!
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クレープもキャラメルも名物。クレープにはそば粉が入っているのが特徴です。

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シードルはこのようなカップで飲む習慣のようです。


大満足の1日でした

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サロン・ドゥ・ミシュラン Association Musicale Jean Michelin

"ミシュラン"といえば料理店に星をつけることで有名なあの名前ですが、おそらくそれとは関係のない方だと思います。

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これはCNSMの学生が外で演奏することができるひとつの機会で、ジャン・ミシュランさんのお家の素敵なサロンでコンサートができるのですが、今回は"Quatuor Uzumé"ウズメ カルテットの初のお披露目となるコンサートとなりました。

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現在CNSMのサックスクラスには4人の日本人がいるため、このような日本人カルテットを組むことができています。
とは言っても自分以外の3人はフランス歴が自分よりも長いため、日本でやっていたようなカルテットとはまた違った考え方を学ぶことができてとても刺激を受けています!

今後もいくつかカルテットでの演奏機会があるので頑張って行きたいと思います!!

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ルーブル別館 Louvre-Lens

パリに来てから約半年。初めてプチ遠出をしてきました。

昨年の12月にオープンしたルーブル美術館の別館、パリから北に約200キロにあるルーブル・ランス(Louvre Lens)に行ってきました。


僕がこの存在を知ったきっかけは前回のヴァカンス中に来ていた後輩からの情報で、なんとこの別館は日本人の建築家ユニット、SANAAによる設計だそうです。

メタルカラーと、見通しの良いガラス張りが特徴的で、現代的な美術館の印象、中庭は不規則に配置された砂利と芝がどことなく日本的に感じました。
(外観)
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(中庭)
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美術品の展示されている部屋はとても大きな柱のない長方形型で、壁のメタルには入り口から進行方向に向かって年代が刻まれており、それに沿って展示品が置かれているため、歴史の変遷を感じながら見ていくことができます。

展示品についてはルーブル美術品のものが一部引っ越してきたというものと、今まで展示されていなかったルーブル所蔵のもの、合計約200点の展示だそうです。

一番有名なものはドラクロワの"民衆を導く自由の女神"だったと思いますが、興味を惹かれたのは紀元前から西暦1000ぐらいまでの展示品でした。
メソポタミア文明という名前は知っていても、どんなものが文明中にあったかは覚えていなかったし、キリスト教ではなくとも文化には宗教に関わるものが多いのにも関わらず、どんな歴史を歩んできたのかは詳しく知らない、つまり勉強不足が興味に繋がってしまったという感じです。

はい、勉強します!(笑)

ちゃっかり甘いもの。
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ピクニック Pique-nique

書いていませんでしたが、先週から2週間のヴァカンスに入っています。
何だかしょっちゅうお休みしてるように思いますが、ヴァカンスは年間5回あって、その内夏だけが長いようです。(時期は学校によっても違うようです)

春をすっとばして夏の兆しも見えてきた今日この頃ですが、サックスクラスの何人かでピクニックに行ってきました!
学校から自転車で約10分のところにビュットゥ・ショモン(Buttes Chaumon)という公園があるのですが、これが(粗末で)小さなディズニーランドのようで、特に何かキャラクターがいるわけではないのですが、洞窟があったり(本当は滝が流れているらしいのですが、止まっていたため嫌な臭いが充満している)、池の中央に高台があったり、人形劇場があったり、馬が歩いていたり、公園なのですがパリ市内とは思えない雰囲気でした。

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お昼からビールを飲んで、皆で持ち寄ったものを食べて(自分は飲み物係を進んで志願しました)、バドミントンをして、たくさん笑いました。

久々に動き回ったので、心地よい疲労感です。
ぐっすりと寝て、そして待ち受ける筋肉痛に備えたいと思います(笑)

| 未分類 | 23:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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引越し(4回目) 4ème déménagement

新たな場所への引越しが完了しました!!
パリに来てから早くも4回目(!)となります。もう来てから半年近くとなりますが、そうは言ってもまだ半年。
まだまだ荷物も少ないので、移動も3往復する程度で済みます。



さて、改めて新たなお家ですが…
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今までで一番良い感じです!

ちゃんとしたキッチンがある。
シャワー・トイレ室は共用じゃなくて自分専用のがついてる。
収納スペースがたくさんある。
程よく広くてまったりできる。
キレイ。

家賃は水道費、電気代、インターネット代、全て込みで500ユーロ強。以前とあまり変わらずこの好条件です。

ここはいわゆる学生寮みたいなもので、名前をアルページュ(ARPEJ)と言います。
CNSMのすぐそばにもアルページュはあるのですが、そこはCNSMの学生専用で、音出し可の貴重な物件。
時期はずれにパリに来た自分には当然入る余地などなかったのですが、先月来年度入るための申し込みを済ませてあるので、今年の9月にまた引越しをすることになるかもしれません。

一方こちらはCNSMから少し離れたところにあります。最近建てられたばかりだそうで、ほとんどが別の学校に通っている人たちです。

これだけの好条件にも関わらず、一つだけ大きな問題が…

"治安が悪い。"

最寄のメトロから大通りを約10分歩いたところにあるのですが、その間で怪しい雰囲気の漂う人たちとすれ違うので気を引き締めながら歩いてます。



ワクワクの新生活!
ですがどうか大きな事故に巻き込まれませんように…

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