まこネット Maconettes

本堂誠の生活を綴るブログ。

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アムステルダムへ à Amsterdam

いつもの鞄、バリトンサックスを背中に背負い、スーツケース30kg、ソプラノサックスとアルトサックスのダブルケースを両手で運ぶ…

イメージトレーニングは出来ていたのですが、いざ実践してみるとなかなかの重労働でした(笑)
パリからブリュッセルを経由してアムステルダムへ、約3時間半程度の道程は最近テロ未遂事件の起こった国際列車"タリス"を利用しての移動でしたが、乗車券チェックの車掌とは別に、警察も車両を巡回していて安全でした。

東京駅に似ていると言われているアムステルダム中央駅。
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学校への通学路。さすが自転車王国です。
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さて、いよいよ交換留学生の生活がスタートです
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ヘンク・ファン・トゥイラールト氏 Rencontre avec Henk Van Twillart

今年の4月末の出来事の振り返りです。


Facebookの方では載せていたのですが、この方に会ってきました!
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ヘンク・ファン・トゥイラールト(Henk van Twillart)氏はオランダ出身のサクソフォニストで、現在はポルトガルのポルトにある音楽舞台芸術高等学校(ESMAE - Escola Superior de Música, Artes e Espectáculo)で後進の育成に力を注がれていますが、ご自身もまだまだ現役として精力的に活動されています。

今回のこのポルトガル訪問が成立したきっかけはドゥラングル先生による紹介のおかげなのですが、1〜3月にかけてバリトンサクソフォンでロマン派の作品をひたすらレッスンに持って行ったところ、"より幅広い視野、意見を取り入れること、そしてバリトンのスペシャリストならではの観点を知ることが重要な経験となるのではないか"という提案を頂いて、ちょうどその時期に先生がイベントで出会っていたこともあったのでしょう、パッと思いついたようにこの名前がが出てきたのでした。


一方で私がこのサクソフォニストの名前を知ったのはもう10年程前。高校生時代に本格的にクラシカルサックスを始めて、それと同時にCD収集も始めてしまった私ですが、バッハのチェロ組曲を全曲録音しているCD、しかもBrilliantレーベルの廉価版で超低価格のものが目に留まらないはずがありません。



当時は見識も知識も至らなかったためにすぐに棚にしまわれてしまったCDでしたが、今はその人となりに触れて、生の音を聴いて、まるっきり違う印象を持ちました。

ダンディーな見かけによらず毎回のお話には必ずジョークが入っていてユーモアがあり、またその声もバリトンのイメージが強すぎたためか想像以上に明るい声をしていて、そのギャップに勝手に驚いていました(笑)
エネルギーに満ち溢れた音、情熱的な歌い回しが前面に見えて隠れているように見えますが、何よりもバリトンならではの課題とも言える倍音の含み具合について、その技は長年で培った職人技のように精巧であると感じました。


レッスンの雰囲気もパリ音楽院と似ているところがあり、レッスンの聴講はほぼ全員が参加しているのですが、もっとくだけた雰囲気で意見を交わしているのは印象的でした。

お土産にフランスのラデュレのマカロンを持って行ったところ好評だったようで、学生にも喜んでもらえたようです
そんなつもりはなかったのですが、なんとお返しとしてトゥイラールト氏と学生全員で活動している"ESMAE Saxophone Ensemble" 約10人で近日に予定していたプログラムを披露していただいて、フランスのスタイルとは全く違う演奏に驚き、ポルトガル人のきさくさとそのおもてなしの心にとても感謝したのでした。
レッスンが終わった後には学生たちと近くのバーに飲みに行き、備え付けで置いてある昔ながらの手動ボードサッカーゲームやらダーツやらをして楽しいひとときを過ごしました


最後にトゥイラールト氏からのプレゼントとして、3枚組のバリトンづくしCDと、彼からの提案で一緒に即興演奏をさせていただきました。短い滞在ながら濃厚で貴重な経験となりました
写真は即興の一コマ。
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第17回ワールド・サクソフォン・コングレス 17ème Congrès Mondial à Strasboug

すぐにでも投稿したかったのですが、結局1ヶ月経ってからの投稿になってしまいました。


フランスのストラスブールで7月9日から14日の間で開催された、"第17回ワールド・サクソフォン・コングレス(世界サクソフォン会議)"に参加してきました。

初めての参加でしたが、合計4つのステージに出演させてもらってとても満足しています

- Uzumé saxophone quartet -
    Reach Out (2002)
       - Dai Fujikura / 藤倉大
    Jongara-bushi じょんがら節
       - 津軽民謡 (編曲:Yamaguchi Makiko, Makoto Hondo)

- Ensemble de Conservatoire de Paris -
    Nouvelles sous Ecstasy (2015)
       - Benjamin Attahir / B.アタイール 新曲委嘱

- Excavation du répertoire inconnu -
    Linea d’Ombra (1981)
       - Magnus Lindberg / M.リンドベルイ

- Orchestre de saxophones du Japon -
    Paganini Lost / パガニーニ・ロスト
       - Jun Nagao / 長生淳
    Daphnis et Chloé / ダフニスとクロエ
       - Maurice Ravel / M.ラヴェル


まずはフランスで活動しているUzumé Saxophone Quartet でのステージ。朝から2番目だというのに満席、立ち見が出る程の人に集まっていただいて(主に日本人でした)、演奏する側としても熱の込もった演奏にならざるを得ませんでした。大きな拍手を頂けたことに感謝です。

パリ音楽院での出演は同じ学校から歌のソリストとしてソプラノを1人、それから打楽器を2人招いてのアンサンブルとなりました。12人全員がソプラノサックスから始まり、4人ずつアルト、テナー、バリトンへと持ち替えていく音域に広がりのあるこの曲。
この新作を作ってくれたバンジャマン・アタイール氏は現在のフランスの作曲家界において新進気鋭の作曲家で、つい先日もフランス放送フィルハーモニー管弦楽団からの委嘱を受けて新作を披露していました。

4つ目のサックスオーケストラには直前に出演することが決まってお邪魔させていただきました。"さすが日本人!”と感じたのは合わせがちゃんと進むこと、指揮者の指示がちゃんと通ること。いや、これが本来のあるべき姿なのですが(笑)、フランス人はすぐにふざけ出すので、懐かしい気持ちになったのでした。



そして順番が逆になりましたが、3つ目の出演が私がどうしても演奏したかった曲で、こちら。


生演奏の臨場感までは伝わらないと思いますが、フルート、サックス、ギター、パーカッション(約20種類)という変わった編成で、フィンランドの作曲家であるマグヌス・リンドベルイ氏の若い頃の作品です。
作曲した当時は音楽院を出たばかりの頃、学んできたスタイルに縛られることなく、本人がやりたいことをやりたいだけ詰め込んだそうです。
基本的に混沌としていますが、Walter Valeri という人の詩が元になって一つの核となっています。
そしてもう一つの核となっているのは、おそらく彼が模索した”音”から”言葉”への変遷、あるいは”楽音”から”噪音”への変遷です。
全体像を知ると分かるように、音から声、言葉へ徐々に移り変わっていきます。
実音ばかりが使われずに特殊奏法が多用される、あるいは打楽器奏者以外の3人もサンドペーパーやマラカス、銅鑼を演奏する、そして実際に言葉を使って叫ぶ、喋るようになっていく。
まるで原始人が言葉を見つけて現代人へと進化していった過程を表しているようにも感じます。

何より嬉しかったのは、ボルドー音楽院の教授であるマリー=ベルナデット・シャリエ氏に来ていただけたこと、そしてこの選曲と、その演奏を褒めていただけたこと。(youtubeの最後、客席の1列目の1番奥にチラッと映っています)
何でもプログラムにこの作品が載っているのを見て真っ先にチェックをつけたらしく、彼女が一緒にアンサンブルを組んでいる"Ensemble Proxima Centauri"のフルート奏者も聞きに来ていました。

タイトルに”Excavation du répertoire inconnu (知られざるレパートリーの発掘)”と銘打っておきながら、彼女は何度も演奏したことがあるどころか、作曲家本人とリハーサルをして色んなアイデアを貰っていたそうです。



結局このコングレスで音楽面において大きな発見や衝撃というものはあまりなかったのですが、国際講習会や国際コンクールで知り合った仲間たちが本当に多くて、CD上でしか聞くことの出来なかった尊敬する奏者と直にお話できたことが本当に嬉しくて、全ての出会った人、共演したサックス奏者、特にフルート、ギター、パーカッションで共演してくれた3人には本人の楽器に関係のないイベントにも関わらず、ポジティブなモチベーションでいてくれて心から感謝しています。
そしてこの全てを引き合わせてくれた”サックス”に感謝です

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