まこネット Maconettes

本堂誠の生活を綴るブログ。

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楽譜探し Chercher des médias

使用する目的によって利用する場所は変わってきますが、今回そう簡単には手に入らない楽譜が必要になったため、今まで使ったことのなかった施設を巡ってきました。


---楽譜を買うなら---

1. Woodbrass(http://www.woodbrass.com/)
最初に来るのはいつもここ。楽譜はもちろん、楽器本体も扱ってるし調整や修理などもできるスペースがある管楽器全般を取り扱ってるお店。
学校のすぐ側ということもあってか、値段がかなり良心的(重要ポイント!)で、品揃えも必須レパートリーが揃っていて悪くないです。そして入手困難な出版社(主にイタリア系!!!)にもコンタクトを取ってくれて、1ヶ月ほどかかることはあってもちゃんと届く安心のクオリティ。
他にも日本でさえあまり浸透していないと思われるFORESTONEの竹繊維×カーボンによる真っ黒リードを仕入れているマニアックさ。つい日本製の文字に惹かれて買ってしまいました。一時期レジェールを使っていましたが、この人工リードも全然悪くないです!(固さが合わなければ交換できるサービスもしっかりしています。)

2. di-arezzo(http://www.di-arezzo.fr/accueil_cla.php)
Woodbrassにない楽譜はオンラインで注文してしまいます。値段も高くはありません。
日本語版サイトもあるので輸入楽譜がほしいならここ。しかしフランス語版のサイトで注文すると配送方法を選択する画面で"店舗引き取り"の項目があり、パリにある仕入れ店で直接引き取ることができるので送料をかけずに済ませることができます。

3. Arioso(http://www.arioso.fr/)
パリの中で最も安い楽譜店はここなのではないかと思います。特に独自の出版であるEroïcaは破格の値段。かなり安っぽい表紙ですが(笑)、内容は本来のものと比べても全く変わらないようです。(サックスではドビュッシーのラプソディが置いていました)
問題は品揃えの悪さです。弦楽器やピアノ、オーケストラのスコアなどに関係がある人にとってはかなり魅力的なお店なのですが、サックスに関して言えば…。
ミヨーのスカラムーシュが5冊もあるのはポイントを押さえていて良いのですが、それしかないのではそれ以上でもそれ以下でもないですね(笑)
という訳で、スカラムーシュをお求めの方はここで安く買えるはずです。

4. La Flûte de Pan(http://www.laflutedepan.com/)
4番目にしてパリのもっとも有名な楽譜店です。安心と信頼の品揃え。ただし値段が他と比べると割高なためこのランクインです。一応学生証の提示でちょっとだけ割引してくれます。ちょっとだけ。
私にとっては他で買えなかった時の最後の砦的な存在です。

5. Vandoren (http://www.partitionsvandoren.fr/index.php?language=en)
リード、マウスピースなどでいつもお世話になっているヴァンドレン・パリ店ですが、このお店では楽譜、CD、サックスに関する本なども買うことができます。ただし楽譜は他と比べて割高です。品揃えは良いのかどうか、むしろマニアックな物(売れ残り?)が多いと思います。あまり触れられてないA3サイズの楽譜なんかはいつからの在庫かわからないようなボロボロ具合だったりしますが、面白い物が多いです。


以上よく利用する楽譜店ランキングでした。むしろ結局値段ランキングでしょうか(笑)
続いて図書館の紹介です。

1.学校の図書館(http://mediatheque.cnsmdp.fr/opacwebaloes/opac/index.aspx)
CNSMの図書館です。フランスではその辺の道に"ヴィクトール・ユゴー通り"と人の名前が付くように、音楽院の部屋には音楽家の名前が付きます。そしてこの図書館は"ベルリオーズ図書館"と呼ばれています。
品揃えは良いのか悪いのか、大抵のものは揃っていますが欲しいものに限って既に借りられていたりなかったりします。特に現代音楽作曲家の作品です。といっても偏りはかなりあって、学校の長であるマントヴァーニの楽譜はやたらと揃っている気がします(笑)
楽譜以外のメディアもそれなりに充実しており、視聴室も最近のリニューアル工事を終えてかなりハイレベルなクオリティになっていました。
なんとこの図書館には秘密の地下室があり、なんとなんと総計で30万に及ぶ資料を蓄えているのだとか(距離にして80kmだとか…!!笑)。中には歴史的に価値のある、普通には閲覧できない物も数多く所蔵しており、どうやらローマ賞の作品も所蔵しているようです。

2. CDMC(http://www.cdmc.asso.fr/)
現代音楽資料センター(Centre de Documentation de la Musique Contemporaine)は学校の隣、シテ・ドゥ・ラ・ミュージックの中にある施設の一つです。楽譜や録音の貸し出しは行っていないのですが、基本的に無料で利用することができます。一般的なCDだけでなく"聞き逃したコンサートの録音"を"関連のある書類や楽譜"と共に閲覧視聴することもできるのが特徴ではないかと思われます。

3. Médiathèque de l'IRCAM(http://ressources.ircam.fr/)
これまた私にとって最後の砦です。今回の楽譜探しで最終的に辿り着いたのがここでした。
イタリア系出版社であるRicordiを楽譜店で見かけることはあってもRai TradeやSuvini Zerboniの楽譜は皆無。過去にこの出版社を扱っているMKTという会社とコンタクトを取ったことがありますが、なんと決済途中で音信不通に…
そんなこともあって信頼できないので、ここの楽譜を頼む時はWoodbrassにお願いするようになりました。
ただ楽譜の到着に時間がかかるので、今すぐに楽譜を見たいという時にイルカム(Ircam)のメディアセンターを利用することになります。
難点は火曜から金曜の14時から17時半までしか開いていないこと。そして年会費26ユーロが必要なこと。その点を踏まえた上で利用する価値があるかどうかを判断すれば良いと思います。


そしてオンライン上で頼りになるIMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト)は著作権の切れた作品がダウンロードできるサイト。オリジナルだけでなく編曲された楽譜も数多くアップされていることも特徴です。

ざーっと挙げてみましたが他にも便利なお店やサイトがあるかもしれません。もしご存知でしたら是非情報を提供していただけると助かります(笑)
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