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本堂誠の生活を綴るブログ。

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"マニフェスト2016" その2 Manifeste2016

週に一度の”マニフェスト・コンサート”。本当は毎日のようにもっとたくさんコンサートが企画されていて、しかもすごく興味深いプログラムが組まれているのですが、残念ながら毎週水曜日と木曜日の2日をサンテティエンヌで過ごさなければならないために面白そうなコンサートを聞く機会を逃しています…

こうして合間で行くことのできた2つ目のコンサートがこちら。

manifeste2016 2-1
(ドゥラングル先生がプログラムを欲しがっていたので、オリジナルのプログラム冊子はプレゼント。その前にコピーして確保しました 笑)


Programme / プログラム

Gérard PESSON / ジェラール・ペソン
 Cantate égale pays

Ensemble vocal EXAUDI (声楽アンサンブル)
L’instant Donné (器楽アンサンブル)
James WEEKS (指揮)
Sébastian ROUX (IRCAMエンジニア)

大きく分けて3部からなる作品なのですが、その中で30秒の作品だったり1分程度の作品だったり小品がぎっしり詰め込まれていて、そうして合計1時間10分になるという1つの作品。
ジェラール・ペソン氏は現在3人いるパリ音楽院作曲科の教授の1人で、彼の音楽を聴いたらすぐに分かるのですが、すごく軽妙な音楽が正にフランスらしさを感じさせます。自分の勝手なイメージですが、もう1人の教授、ステファノ・ジェルヴァゾーニ氏はイタリア系(名前からのイメージ)、それから3人目のフレデリック・デュリユー氏はドイツ系(作曲した作品名がドイツ語だったり、ハインツ・ホリガーと親しかったり、そんなイメージからです)、3人みんな違って、みんな良い!

…ということで、ジェラール・ペソン氏の作品に戻りますが、カンタータ(Cantate)の名前の通り、歌が入っています。小品ごとに歌が入ったり入らなかったりしますが、だいたい3人から8人程が常にスタンバイしています。
器楽アンサンブルで使われている楽器はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネット、フルート、オーボエがそれぞれ1本ずつ。そこにシンセサイザーが1人と膨大な種類の打楽器(しかし1人で全てこなす)が加わって、色彩豊かな音楽が展開していくのですが、驚いたのは指揮なしでもアンサンブルが成立すること。声楽チームと器楽チームが別々のため、その架け橋として指揮者がいたのですが、器楽チームのみの小品では指揮者は手を挙げることさえなく、複雑な拍子の音楽を見事にこなしていました。L’instant Donné (ランスタン・ドネ)、注目のアンサンブルです。
もちろん、声楽チームも素晴らしいです。毎年のマニフェストに限らず、アンサンブルアンテルコンタンポランとのコラボレーションも多く、その音程の正確さや、声だけではない表現力も本当に素晴らしいです。

現在パリ音楽院の博士課程に在籍しているクレモン・アンベール氏は”作曲家と演奏家の関係”についての論文を書き進めていて、ジェラール・ペソン氏と共同で活動しています。今は彼のためにコンチェルトを書き始めているそうで、おそらく後1年以内にはその初演がパリのどこかでされるはずです。これがサックスにとって重要なレパートリーになるように期待しています!
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