まこネット Maconettes

本堂誠の生活を綴るブログ。

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コンサートな日々 Les concerts 

"マニフェストその3”

となるはずだったブログのタイトルですが、せっかく予約した現代オペラに行くことは叶わず、今回は自分が演奏する側となってしまいました。
4夜連続で、5コンサート(!)。というのもパリ音楽院の友人たちが組んでいるカルテット、Quatuor Yendo(クワチュール・イェンド)のバリトン奏者であるマルタン(Martin Trillaud)くんが盲腸で入院し復調まで時間がかかると診断されたため、その代打役として急遽お話をいただいた訳です。昨年のストラスブールでのワールドサクソフォンコングレスの国際カルテットコンクールで2位を取った実力あるカルテットです。1度の合わせで2回の本番。ヒヤヒヤしつつも上手い人たちと演奏できる喜びを感じつつ楽しい本番を過ごしました。

まずはサン・シール陸軍士官学校卒業セレモニーの一興としての演奏。


オペラ近くの高級ホテルの大きな会場。
les concerts 1

軍楽隊に迎えられて入場。
les concerts 2

巨大なシャンデリア。
les concerts 3

贅沢な立食パーティー。
les concerts 4 les concerts 5

式の後は優雅なダンスパーティー。
les concerts 6

これはなかなか縁遠いイベントに参加してしまいました。特にほとんどの人が社交ダンスを心得ていたことには驚きで、もしかしてそれも軍人として学ぶこと一つなのかと疑問を抱いた程です。ジェントルマンとしての立ち居振る舞いはこうして得るのだろうか…

次の日は野外の特設ステージでYendoのコンサート。閑静な場所で、鳥のさえずりと共に気持ち良い演奏をしました。
les concerts 7


さらに翌日は現在パリ音楽院で組んでいる本来のカルテット、Quatuor Niobé(クワチュール・ニオベ)で小学校でのアウトリーチ(日本語だと課外授業でしょうか?)。
楽器の歴史や楽器自体の仕組みの話や、様々なジャンルの音楽を演奏したりして、子供たちに興味を持たせたり、見聞を広めさせる活動の一つで重要なことです。(トークは全てフランス人任せでした 笑)
日本にいた頃もいくつか参加したと思いますが、その頃はその重要性にまだ気付いていませんでした。もし小さい頃に素晴らしいものに触れるチャンスがあるのなら、それは間違いなく心の豊かにする手助けになるだろうと思います。


最終日はフェット・ドゥ・ラ・ミュージック(音楽の日)ということで、一晩中そこかしこでプロアマ問わず音楽が鳴り止むことのない日。
毎年私もどこかしらで演奏していたと思いますが、今年はまず同じくNiobéでの演奏、そしてさらにもう1グループ、SaxBack(サックスバック)というアドルフ・サックスが発明した楽器のみで編成されたセクステット(Sextet、6人組)にも代打で参加することになりました。アルト、テナー、バリトンサックスに加えてバスクラリネットを発明したことからクラリネット2本、そして金管楽器のサクソルンを発明したことから同族楽器のユーフォニアム1本で計6本によるメンバーです。
更に演奏する曲もクルト・ヴァイルという20世紀前半を生きた作曲家による”三文オペラ(l’Opéra quat’-sous)”、サックスを利用した貴重なオペラを編曲して演奏するというこだわりのある選曲。

終演後の会場。
les concerts 8

達成感と充実感を感じる帰路でした。
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