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本堂誠の生活を綴るブログ。

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ルチアーノ・ベリオ"セクエンツァ"全曲演奏会 Intégrale des Sequenze de Luciano Berio

この興奮は、10月にジョシュア・レッドマンの演奏会を聴いたときと似ています。



今回は友人が何人も出るし、自分も演奏したことがあるから勉強にもなる、と思って聴きに来た演奏会のはずだったのですが、とんでもない発見と感動に溢れた演奏会でした。
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)は"セクエンツァ"という名前の作品を14曲、それぞれソロの楽器のために残しています。

今回の全曲演奏会、どの人も本当に素晴らしい演奏をしていました!!
しかしそんな中でも特にハッとさせられた曲がいくつかありました。

最初の発見はオーボエによるセクエンツァ7番。
ソプラノサックスでも演奏されるこの曲ですが、オーボエの重音がこんなにも美しく響くことを知りませんでした…
重音がオーボエの場合は完全5度なのに対して、サックスでは不協和音になってしまうため、どうしてもいかつい音だったり、少し異世界のような空気感があるのですが、重音が変わるだけでより洗練されて純粋な曲のように感じました。

続いての発見は歌によるセクエンツァ3番です。
CD上では既に聴いたことがあり、かなり発狂じみた曲であるという認識を持っていましたが(笑)、今回は歌手の方の表現力も相まってとても深みのある表情豊かな曲であるという認識に変わりました。もちろん発狂も表情の1つではあるのですが。
ベリオ自身が言及していた通り、"全ての作品は以前にある作品の注釈によって生まれる"ので、これを聴いてしまったら自分の演奏も変わらざるを得ないと思いました。



そして最後の興奮を与えてくれた演奏はセクエンツァ12番。
"セクエンツァ"自体、各楽器のスペシャリストとタッグを組んで共同で作品を生み出すという一面があるのですが、なんとそのベリオが直接携わった本人が出演したのです!!!

バソン界の巨人、パスカル・ガロワ氏。

セクエンツァ・シリーズで最も長大な20分弱の曲、暗譜で演奏されていました。

彼以外の出演者はすべてCNSMの学生だったことを抜きにしても、圧倒的な空気感の違い、観客も全員が息を呑んで聴いているのがわかりました。



このような人の演奏を聴いた後というのはもの凄くポジティブなエネルギーが生まれて、自分の練習が捗るのですが、ちょっとこの興奮を消化するのに時間がかかりそうです…
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