ラタトゥイユ、フリカッセ、そして… Ratatouille et Fricassée de champignons
横文字にするとカッコよく聞こえたりしますが、日本語にすると煮込みと炒め物です(笑)
現在自分はバスティーユの付近にホームステイしています。
家を出て左に見えるバスティーユ広場。

右に見えるのは、リヨン駅。

横断歩道のど真ん中で撮ってます(笑)
日曜日というと基本的にどこのお店も閉まっている、というのがフランスの常識ですが、バスティーユ広場の方で毎週日曜の午前中、市場が開かれるんです。その様子を撮りそびれてしまったので、それはまた次回紹介させてください。思っていたよりも大規模です!
牛乳、チーズなどの乳製品から、魚、生肉、野菜、果物、はちみつ、その他洋服家具木彫りの像までなんでも揃います。
今回の目的はラタトゥイユ用の野菜たちと、フリカッセ用のきのこたち。
一応一通り見て回ったんですけど、似たようなお店がいくつもあって、どこが品揃えが良いとか、どこが安いとか、わからなくなってきます。
まずは一品目、ラタトゥイユです。
ひたすら野菜を食べやすいサイズに切って、なすだけ炒めて、その後鍋にすべて入れる。
↓
30分待つ。
↓
できあがり!!!
なんと簡単なのでしょう!
これに関しては何が大物かと言えば、野菜のサイズ。これも後で写真を撮っておけば良かった…!と後悔するのですが、ピーマンなんか全長20センチぐらい。なすも太い。パプリカは子供用のおもちゃかと思うようなでかさ。
…大物でした。
最後にチーズなんか乗せたりして。

野菜の旨みが良く出ていて、おいしかったです。特にズッキーニのおいしさは今回一番の発見でした!!!
続いて二品目。きのこのフリカッセです。
これもきのこを炒めて、最後に白ワインで仕上げるというこれまた簡単なものなのですが、苦労したのがきのこ。
まず洗ってよいものかどうかを調べると、"水を含むと旨みがなくなる"というコメントを見たので洗わないことに。
マイタケはひたすら食べやすい大きさにちぎったり切ったりして完了。
問題はマッシュルームです。
"これって皮なの?汚れなの?そのまま食べれるの?内側の茶色い部分は食べれるの?"
今まで何度も食べてきたはずなのに、未知の生物に出会った気分です。
ネットで調べているうちに、
"私はそのまま調理してたけど、外国人は皮を取って食べてます"
というコメントと、
"マッシュルームは糞尿の上に育ちます"
というコメントを見て、全体的に取り除くことにしました。
結果マッシュルーム一本につき食べれる部分が半分以下になりました(笑)
もはや"きのこの"ではなく"マイタケの"フリカッセとなってしまいましたが、おいしかったので結果オーライです。
左がフリカッセ。

今日は昨日食べ切れなかった分を食べたのですが、ラタトゥイユは一晩寝かせて味がさらに良くなった気がします!!大成功、大満足!!!
………のはずが。。
お家のマダムに、
"昨日の料理、においがすごかったわ。にんにくとかたまねぎとか、使っちゃダメよ!"
と言われてしまいました。
そんなわけで、本日のタイトルは
"ラタトゥイユ、フリカッセ、そして禁止令"
でした。
今回気付いたこと。
良いところ
・市場すごい。
・ローリエの香りは素晴らしい。
・ズッキーニがおいしい。
・煮込むのは簡単。
悪いところ
・相手家族が料理しない時間を見計らって料理しなければならない。(今回は14~16時ぐらいで作った。)
・たまねぎとにんにく、調理後はおいしいのに、下準備で切る度に涙。
・塩はあるが、こしょうはない。
・鍋でふたがあるものが超巨大サイズしかない。重い。
・1人前作ったつもりがなぜか4人前ぐらいある。(原因はおそらく野菜のでかさ。)
そして、
・においのやさしい料理を探していかなけらばならない。
めげずに新しい料理に挑戦していきたいと思います

| 食事 Repas | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑